Home > 平凡パンチドランカー > みんなどこへ行った
みんなどこへ行った
- 2009-12-13 (日)
- 平凡パンチドランカー
もう12月も半ばになろうとしてるのに、ここ関西は街に人が少ない。
繁華街、ショッピングセンター、商店街など、例年師走ともなれば
どこかソワソワして、わくわくするようなにぎやかさがあるものだが、
今年はそれがほとんど感じられない。
カミさんの実家のある商店街でも
「何十年も店をやってきたけど、こんなに景気が悪いのは初めてや」という声ばかりだという。
とにかく誰もお金を使わない。外に出てこない。
ボクも飲みに行くのは、もっぱら焼酎や水割りが300円のとこばかり。
って、それは別に前から変わっとらんか。
昔は12月ともなればボクの実家のすぐ傍の商店街も
毎日大勢の買い物客で溢れかえり、幅の狭い小さな通りの方などは
歩いて進むのが大変なほどの混雑ぶりだった。
あちこちで同級生が、しめ縄や乾物売りのバイトをしていて
それをひやかしつつ、お年玉をもらったら何買おうとオモチャ屋や本屋、スポーツ用品店などを毎日梯子した。
ガヤガヤとした空気が楽しくてしょうがなかった。
そして殺気立った喧騒も大晦日の昼過ぎになれば一段落し、
夕方にはどの店もシャッターを洗ったりして閉店の準備に取り掛かる。
一年で最後の日。どこもかしこも、みんな活気に溢れていた。
もうちょっと規模の小さいバリバリの商店街育ちカミさんの話では
12月になると、よくお金が落ちていたらしい。
人でごった返す中、オバさんたちは何度もがまくち財布を開け閉めするので、
四つ折にしたお札がポロっと落ちても気が付かないのだという。
しかも誰も足元なんて気にしてる余裕もないから、
見つけるのは大抵が小学生で、カミさんもときどき千円札を拾っては
律儀に交番に届けてお巡りさんに褒めれるのが嬉しかったと言っていた。
それまた平和で何だか微笑ましい話である。
昔の方が良かったとは一概には言えないけど、本当に何もかも変わってしまったなぁ。

- Newer: 健康のための水泳が・・・
- Older: 目前に迫る危機
Home > 平凡パンチドランカー > みんなどこへ行った
- Feeds
- Meta
