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Colour Green / SIBYLLE BAIER
- 2009-11-15 (日)
- 聴いた (music)
ブログを書いている人には、もうお馴染みのアフィリエイト。
ボクも昔からずっとAmazonのアフィリエイトをやっていて、
このサイトに掲載している本やCDの紹介を経由をして作品が売れると
本当にときどきではあるものの、いわゆる報酬として3%がこちらに入ってくる。
毎月どんなものが売れたかは、Amazonのアフィリエイト契約者用の画面で知ることができるのだが、
それを見ていると、ボクが紹介した作品そのものよりも、実はそこからリンクされている先のそのまた先というように、
まったく自分の知らない別の作品が売れていることが多い。
(もちろん購入者の個人情報などは分からないようになっている)
「へ~こんなCDあるんだ」とか「今度これ読んでみよう」などと新しい発見があり、
微々たるアフィリエイト収入よりも、そっちの方が嬉しかったりして。
Amazonのレビューを読んでさらに気になったCDなどは、アーティスト名さえ分かれば
英米のiTunes Music Storeでどのアルバムも全曲試聴できるので、じっくりとチェックする。
そんな中から先日、Sibylle Baier(シビル・ベイヤー)というドイツの女性シンガーソングライターを初めて知った。

Colour Green / Sibylle Baier
1970年代にシンガーや舞台女優として活躍し、ヴィム・ヴェンダース監督の『都会のアリス』にも
出演していた彼女は、70年から73年にかけて極めてプライヴェートな音源をオープンリールテープに残した。
そしてそれが30年以上を経て2004年に、彼女の息子からダイナソーJr.のJ.マスシスの手に渡り、
世の中に出ることになったという。ある意味、奇跡的なリリースである。
シンプルで淡々としていながらも、ゆっくり夜の淵へと落ちていくような歌を聴いて驚いた。
すべてを諦観したかのごとく響く曲調は、ニック・ドレイクの『ピンク・ムーン』を思い起こさずにはいられないし、
ジョニ・ミッチェルの『ブルー』や、トニー・コジネクの『バッド・ガール・ソングス』にも通じる凛とした美しさがある。
そのどれもが71年から72年にかけてリリースされたと作品だというのは、きっと偶然の一致ではないのだろう。
時代の空気を反映させることに敏感なアーティストゆえに、これらの作品には60年代における狂騒の後の虚脱感と、
哀しみを背負った人間の生々しいリアリティみたいなものが色濃く漂っていているのが、たまらなく良い。
間接的にではあるが、この素晴らしい作品を教えてくれた方、本当にありがとう。
The End / Sibylle Baier
Place to be / Nick Drake
Blue / Joni Mitchell
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