国語辞典なみに分厚い本なのに、一気に読めてしまう。途中で止めることができず、メシも忘れそうになるほど引き込まれる。人間が持つ業の深さ、内面のダークサイドを描いた、ミステリーの一言では片付けることのできない、幾重にも織られた一大抒情詩。今や言わずもがなのベストセラー作家の作品だが、先入観なしで読んでほしいです。