レコードで持っているけどCDでも買い直したという作品が結構ある。このCDも先日Amazonで千円(!)で購入した。やっぱりイイね〜。ニューウェーブというジャンルの音楽が持つシンプルさ・独自性・美しさ・ヘタウマ感などのエッセンスを、極限まで洗練されたカタチで凝縮した名作。ピーター・フックの流麗な6弦ベースが、何よりも衝撃的だった。
キュアーにどっぷりとハマっていた頃、全く来日する気のない彼らのライブがどうしても観たくてロンドンまで飛んだ。ワールドツアー最終日のアリーナはもうお祭り騒ぎで、観客は地鳴りのような大合唱。鳥肌の連続。日本ではゴス扱いでもイギリスでは国民的な人気バンドというあまりの違いに驚き、歓喜した。全てがピークだった92年の作品です。
徹底して硬派なビートバンドだったルースターズが、海の向こうのニューウェーブ、特にネオサイケに深く影響を受けて作ったアルバム。すでに精神に破綻をきたしていた大江慎也の、儚げで不安定なボーカルが余計に、各楽曲の美しさを際立たせてる。ネットで検索してみると、Blogで本作への思い入れを綴った人がかなり多くてニンマリした。