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むかし、仮面ライダーV3に「ガマボイラー」という怪人が登場した。その名の通り、ガマガエルとボイラーが合体して誕生したこの怪人は、ちょっと間抜けなルックスとネーミングが印象的だったので、結構おぼえている人も多いはず。テレビバエとかカメバズーカなる怪人もいた。で、この「かまボイラー」なる名前のバンド、おそらく現時点ではガマボイラーの方がまだ有名ではあろうが、今後その知名度は引っ繰り返るかもしれない。
70年代のズッコケ青春ドラマの主題歌を連想させる、フォーキーで懐かしいメロディー。ただしそこには、トチ狂った石立鉄男が今にも飛び出してきそうな、どこかヘンな感触がべったりと。独特のビブラードをきかせたこの味のあるボーカルは、聴く者にかなりの濃ゆい余韻を残さずにはいられないほどの存在感がある。
わけが分からないまま時は過ぎて
気がつけばコンビナート
おぼろげにチョップした奴と屋根の上から
ミソバトル ミソバトルしよう
(『イワナホンドボー』より)
まさに全くわけが分からないこの正体不明の歌詞も素敵なら、長身にアフロヘアのモッサリとしたルックスもまた妙に素敵だ。最後に本作品のプロデューサーでもあり、自身がかまボイラーの大ファンでもあるサンボマスター山口隆の言葉を引用。
「死ぬかと思った。とにかく良かった。おめでとう日本のロックシーン!」6曲入り1500円のお買い得。
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