マカロニ惑星
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蘇る80年代の「あの感じ」

2006.02.05

The Killers / Madonna / ビート・クルセイダーズ

The Killers
The Killers
"Hot Fuss"
今まで80年代リヴァイヴァルは幾度もあったが、ここ数年のそれは間違いなく本物であって、単なるスタイルの焼き直しでなく、確かな同時代性をも持ち合わせた優れたバンドが数多く登場している。このキラーズはバンド名こそダサダサだが、サウンドはグランジを通過した骨太のニューロマンティック。ベタなボーカルと鍵盤は、どこを切っても欧州的なドラマチックさに溢れているものの、なぜかラスヴェガス出身という摩訶不思議。
Madonna
Madonna
"Confessions on a Dance Floor"
瞬く間に全世界でバカ売れ、ただひたすら最高に幸せな、女帝の本気度120%の音。80年代ディスコの刹那的・プラスティック的な空気感が、4つ打ちのスペイシーな現代のダンスミュージックというパッケージに見事に昇華された。ABBAの代表曲「Gimme Gimme Gimme」を大胆にサンプリングした1曲目の「Hung Up」からノンストップで60分。日常で、無理矢理にでも気分を上げなければならない状況の時でもハマる。
ビート・クルセイダーズ
ビート・クルセイダーズ
Beat Crusaders
"P.O.A. -POP ON ARRIVAL-"
1968年生まれの中年の星・ヒダカトオル率いる我らがビークル。今のジャンルでいうとエモやパンク(昔のパンクとは異なる)ということになるのだが、その背景にあるのは実は小林克也の「ベストヒットUSA」に違いない。当時のビルボードチャートを賑わせた、欧米の爽快でキャッチーなヒット曲群。今では30過ぎの当時のリスナー達をも唸らせるほど、全収録曲の完成度は恐ろしいほどに高く、「あの感じ」が蘇る。掛け値なし、希にみる傑作。
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