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先日、久しぶりに家族でボーリングに行きました。土曜の昼下がり、川西能勢口駅前のRound1は学生が多く結構一杯で、すぐ隣のレーンでは革ジャンを着たガタイのいいハードコアな兄ちゃんが、彼女と楽しそうにゲームに興じています。ああ、いいですな青春ですなと、そんなカップルを横目に1ゲーム目、真剣勝負を挑んできた息子に、久しぶりのわりにはかなりのハイスコアで勝利し、僕は気を良くして館内にあったジュークボックスに向かいました。
さてそこで何をリクエストしたかというと、Round1ではレーン奥のスクリーンと、頭上のモニターにプロモーションビデオが流れるので、ここは一発、シュールな木村カエラの「You」をプッシュ。するとどうでしょう。これまで彼女と仲良く戯れていた隣の兄ちゃんは、ニコニコと話しかける彼女への返事もそこそこに、モニターに映し出された木村カエラの変テコなダンスにひたすら見入っています。あらあら、彼女には悪いことをしたかしら。
ところでなぜ、みんな木村カエラが気になるのでしょう。曲によって器用に使い分けられる変幻自在の声に、あの漫画チックな佇まい。今回の2ndアルバムでも、岸田繁(くるり)、曾田茂一(FOE/EL-MALO/HONESTY)、高桑圭(GREAT
3/HONESTY)、奥田民生、堀江博久(二ール&イライザ/SINGER SONGER)、mito(クラムボン)、渡邊忍(ASPARAGUS)、吉村秀樹(bloodthirsty
buchers)、田淵ひさ子(bloodthirsty buchers)といった錚々たるミュージシャン達が曲を提供しています。
きっとみんな彼女の持つ天性の表現力というものに、自分には無い何かを感じているのではないでしょうか。あと、ひょっとしたら一般のリスナーが思うところと変わらない、「かつての自分が持っていた無邪気さや、怖いモノ知らずの輝き」への羨望もあるのかもしれません。もちろん木村カエラ自身は純粋でも無謀でもないのでしょうが、その声を含めたキャラクター全体の存在感は、誰もがそう思わざるを得ないほどのエナジーに溢れています。Real
Love Real Heart、リルラ リルハ。
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