若干20代前半にして、この匂い立つような色気をもった声は何ということだ。邦楽バンドの地力が上がり、もはや洋楽との境目はほとんど無くなったともいえる昨今ではあるが、声のもつ天性の色気というものにおいてだけは、どうあがいても洋楽にかなわない瞬間が存在する。届かぬ思いに身を焦がすような狂おしさを、透き通った風に変えてしまう魔法を持った新人バンド。