| 時々、このサイトの「マカロニ惑星」というネーミングについて聞かれることがあるが、実は特に意味は無い。最初はもうちょっと分かりやすい違うものを考えていた。だけど意味よりも言葉の響きをまず第一に、カタカナ+漢字の組み合わせで何通りか候補を考えて、その中からマカロニ惑星というネーミングを選んだ。ギターウルフからの影響も大きい。ちなみに一番最初に考えていたのは「尼崎の空」。だけど自分は別に下町人情コテコテの人間でもないし、それは止めた。
先日ネットで知ったのだが、半年ほど前にリリースされた下町暮らしをテーマにした槇原敬之のアルバム『「LIFE IN DOWNTOWN』に、「尼崎の夜空を見上げて」という曲が入っているらしい。彼は大阪・高槻市の新興住宅地で育ったが、休みの日にはよく従兄弟の住む尼崎市の南部へ来ていたという。その当時の下町風情を唄った曲だ。歌詞を見るとなるほど、たぶん年齢も同じくらいで、似たようななものを見ていたのだろう、ふふふと思う箇所がいくつもある。
このアルバム、ちょっと聴いてみたい。浜ちゃんが唄っていた松ちゃん作詞の「チキンライス」も収録されている。しかし、今あのような下町で生活してみても、マッキーが歌の中で描いているような甘酸っぱい気持ちにはならないはずである。当時のリアルな暮らしを知りすぎているだけに、焼け付くような、そしてやりきれないような何かがべっとりと胸にまとわりつき、押しつぶされそうになる。だから自分はそこから離れて北上した。モノや人、空間など全てに適度な距離感が欲しかった。
映画・下妻物語にも、深田恭子演じる主人公のダメ親父が生まれ育った超ガラの悪い街として、尼崎を舞台とした回想シーンがある。いきなり最初の方のシーンで、ウチの実家の玄関出てすぐの、阪神出屋敷駅前の道路と看板が大アップで出てきたのでビックリした。住民のほとんどがヤンキーか元ヤンキー、皆ジャージ姿の「ジャージ天国」とまで紹介されている。まぁ確かに人口のジャージ着用率は多かったけど、映画用に思いっきりデフォルメされているので苦笑するしかない。いや、ひょっとして外の人間から見たら実際そうだったのかもしれん。やっぱ今でもイメージ悪いのかな、アマって。
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