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恍惚とした心持ち

2007.02.17

今まで生きてきた中で、かつてないほどに仕事をしている。カミさんも驚いているし何といっても自分自身がビックリしている。今年に入ってから完全に丸一日休んだ記憶がない。自分の意思で独立したのだから、忙しいのはとてもありがたいことであり、またそうでなければ食っていけないので、喜んで受け止めている。もちろん、新しいアイデアが浮かぶだろうかとか、納期に間に合うだろうかとか、そもそも自分に可能なのか?などという不安は常にある。

それでも、好きでこのWEBの仕事をやっているのであって、どれだけ忙しくても以前のような組織における無意味な人間関係のストレスが皆無なため、その不安も辛くはない。むしろ、自分という一個人を信用して仕事を依頼してくれる人たちの期待を、絶対に裏切ってはならないという責任感が、ビシ〜っと脳みそを貫き通し、半ば恍惚とした状態で画面に向かっている。やるしかない、四の五の言わずにやるんだ、という前向きな気持ち。

もちろん、最終的には生活のためということもあるのだが、今の自分はもっと別の見えざる大きな力に突き動かされているのだった!なんちゃって。しかし、である。仕事で会う人達はこんな自分よりも遥かによく働いている。ベンチャー企業の経営者、医者、税理士、飲食店のオーナー、みんなもうよくそんなに働けるなぁと感心するほどに頑張っている。そして決まって全然辛そうなところを見せないのがまた凄い。困難なことは誰だって山ほどあるだろうが、他人の前ではそんな素振りを微塵も見せず、いつもいい顔である。これぞ「男」なのだ。(場合によっては「女」なのだ。)

ようやく最近分かったことがある。仕事とは、覚悟を決めて全力で取り組み、苦しみ抜いて、初めて本当の魅力や達成感を知ることが出来、そして新しい素敵な出会いも生まれる、ということを。となるとまず最初に、自分の資質にマッチするそのような仕事を見つけられるかどうか、入口に辿り着けるかどうかが一番問題で、かつ難しいことなのではないか。

30代前半まで、大して興味のない仕事を毎日ダラダラと中途半端にこなして、趣味にだけ生きてきた自分が、ようやく出した答えがこれ。もっと早く気付いていればとも思うけど、こればっかりは己が実験台にならないことには永遠に分かりようもないし、それがいつ分かるのかということもまた不明である。しかし大袈裟ではなく発狂寸前だったあの頃。もう思い出したくもないし、二度と戻りたくもない。でも謙虚な心を忘れないように。頑張って一眼レフを買おう。

 

久しぶりに大阪モノレールを利用したら、各駅の設備がどえらくキレイになっていた。

 
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