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今年こそFujiでRockな夏を

2007.03.24

朝、駅のホームで夜中に届いた携帯のメールを開くと、友人のタツヒコから
「キュアー ふじろっくにきます ヤバ」と入っていた。うげッ!ついに日本に来るのか。The Cure、何と23年ぶりの日本でのライブ。その間、もちろん活動を停止していたわけでもなく、人気が低迷していたわけでもない。むしろそのカルト的な人気はいまだ世界中で衰え知らず。なのに全く日本に来る気配は無いので、幾度となく来日公演嘆願署名運動なるものが繰り返されていた。どう考えても日本嫌い。しかし今度こそ本当にフジにやって来る。

メールをくれたタツヒコとは、92年にロンドンで一緒にキュアーを観た。しかも2回。1回目、日本で確保したチケットは巨大アリーナのスタンド席だったため、遠いステージのロバート・スミスは豆粒のようにしか見えなかった。なので現地で追加公演が発表されたとき、すぐさまチケットを買いに行った。音楽新聞NMEの切り抜きを握りしめ、地図で調べたチケットセンターはモダンなオフィスビルの高層階にあった。

チケット余ってるかな〜とドキドキしながら、エレベーターの上昇するランプを見つめていると、スーツをビシっと着た30歳くらいの英国ビジネスマンが、どこへ行くんだい?と話かけてくる。これを買いに行くんだと、その切り抜きを見せると彼は「あぁキュアーね!」とニンマリ笑った。日本では考えられない光景。その後、無事チケットを入手することができ、今度こそオールスタンディングのアリーナ、ほぼ最前列の間近でキュアーを観た。ロバスミのそっくりさん(コスプレ)もあちこちにいる。

ワールドツアー最終日、場所は地元ロンドンのアールズ・コート、しかも3時間半にわたって代表曲の集大成。あれほどまでに大勢のファンが一身に幸せな表情で歌い、踊り、そして狂ったライブはそのとき以来経験していない。物忘れが激しい自分だが、ライブの途中で後ろを振り返ったときに目にしたあの祝福された光景は、今でもハッキリと思い出すことができる。そういえばタツヒコとは最初の方でいきなり会場内ではぐれて、結局夜中にホテルで合流した。深夜の駅前で買った油ギトギトのフィッシュ&チップスを分け合って食べたな。

そんなこんなで、やっぱりどうしても今年は行きたいフジロック。たぶんキュアーが来るのはきっと最初で最後だ。(いや待てよ、ストーンズ初来日のときも同じように考えたか…)キュアーの公式サイトでは初日27日(金)のトリと発表されている。あぁ想像しただけで鼻血が出そうだ。しかし苗場はあまりに遠いし平日である。どうしよう、すでにチケットはNOW ON SALE、あちこちのブログでも売り切れ必至と大騒ぎ。タツヒコも同じく悩んでいる模様。オイ、マジでどうするべ!?


 

これがそのメール。ふつうに考えると37歳が39歳あてに送る内容ではない。

 
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