| 最近本屋さん行くと必ず目立つところに「好かれる話かた」だとか「だから嫌われる」「人は見た目が9割」などの新書が平積みされているの見かける。これだけ似たようなタイプの本が次から次へと出版されるのは、近頃の大人たちは会社でみんなそれほどまでに、自分が他人にどう思われているかが気になってしょうがないのだろうか。
いやもちろん、誰だって多少なりとも常識のある人間であれば、大人であれ子供であれ、他人の目というものが気になるのは当たり前ではあるが、ここ数年は世の中が一斉に、大げさなほど神経過敏な方向に進んでいるような気がする。この前の週間SPA!にも、ちょっとした出来事や言葉ですぐに傷つく若いサラリーマンについての特集があった。タフに生きるのが難しい時代になったというか、人々の心に余裕がなくなったというか、どちらなのうだろう。
そういえば昨日、小学4年生の姪と遊んでいてちょっとショックを受けた。彼女が持っていたNintendoDSの「脳を鍛える大人のDSトレーニング」をやらせてもらっていたのだが、これがもうサッパリ出来ない。たとえば漢字ゲームで「心+立+日」というように、部首のパーツがバラバラに動いているものをパっとみて、それらを組み合わせた漢字を当てるゲーム。この場合、答えは「意」となるのだが、何せPCを使う時間が年々増えるのに反比例して、自分で漢字を考えて書くという思考回路がもの凄いスピードで退化しているので、答えを思いつくのに数十秒、ひどいときには全く分からない。採点を見た姪がひと言、「ザコい!」とバッサリ。しょぼんである。(ザコいという表現も初めて聞いたが)
ま、それは実際に記憶力が低下しているのだからしょうがない。するとその後、椅子に座って必死にゲームをしているその横で、姪がボクの頭髪を上からジーっと見ているなと思っていたら、「うわオッチャン、頭ジラミおるで!」と叫ぶではないか。ボクは普段ワックスをつけているので、自然、太陽光線の下では空気中のホコリが頭髪につく様が目立って見える。それを小4の女の子はそんなことなど知らないので「ねぇ毎日ちゃんとシャンプーしてるの?」とか言いたい放題である。しかし『頭ジラミ』って・・・小4とはいえ若い女性にそんなこと言われたのは大ショッーク!今どきそりゃあんまりだぜ。やっぱ人の目は気になる。
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