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早くも不快指数がピークの大阪。朝から亜熱帯並みの湿度がムンムンで人々の顔つきも険しくなる。この時期くらいから関東の人が仕事で大阪に来た際に決まって口にする言葉が、「大阪は暑いね〜」である。関西、とくに大阪人がイラチ(すぐにイライラする人のこと)と云われるのは、絶対にこの気候が影響しているはずで、なんせ赤信号などじっと待てるような湿度ではない。
そんなときだから、街中や地下街などの巨大広告でさえも、キャッチコピーやビジュアルが妙に癪に障るというかイラっとくるときがある。最近では例のDoCoMo2.0キャンペーン。一時期地下鉄の駅構内はあらゆる場所があの赤いポスターで埋め尽くされていた。そんなとき思うのは、こんな何十億円もかけて広告展開するのなら、ちょっとは通話料金に還元したらどーよ、である。タレントによるイメージ先行の広告をタレ流しても、若者以外には何の訴求ももたらさないような気がするのだが。
先日地元の駅で夕方、電車から降りてホームを改札に向かって歩いていると、右斜め前方の待合室母乳をあげている若いお母さんがいた。う〜ん、カッコイイと思いながら見ていると(あくまでも横目でアッサリと)、さらに前方から「ドガ〜ッン!」という物凄い衝撃音が聞こえてきた。何事か?と目をやれば、僕の前を歩いていた若いカップルの男の方が、どうやら待合室に気をとられて、ホームの鉄柱に正面から激突した模様。
「ちょっと、ど〜したんあんた!大丈夫?」と心配する彼女の横で、彼氏は「・・・ハハハ」とバツの悪そうな苦笑いをしながら、おでこのあたりをおさえていえる。いや、必死に笑ってはいるもののあれは相当に痛い。自分もむかし同じようにコンクリートの柱に激突したがあるが、下手したら鼻が折れるほどに、もう死ぬほど痛いのを知っている。びくともしない鋼鉄に何の加減もなくぶつかるのは本当にヤバいのだ。しかしまぁ男って生き物は馬鹿である。自分も危なかった。暑さに吹き出した汗が、一瞬で冷や汗に変わった。
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