マカロニ惑星
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ニンニクひとつ

2007.07.08

休日の夕方、よく近所のBOOK OFFや古本市場へフラっと出かける。ひとしきり昔の漫画などを立ち読みした後、100円本のコーナーをじっくりと物色し、大体5冊ほど買って帰ることが多い。読もうと思っていたまま十年以上も忘れていた本や、自分の好きな作家の売れなかった本、はたまた胡散臭いB級サブカル本など、毎回結構な掘り出しものが手に入り、いい買い物をしたな〜という満足感に浸りながら家に帰る。

そして西日の当たる部屋で、冷奴や漬物などをつまみに焼酎を飲みながら、のんびりとそれらの戦利品を読むときの幸せったらもう、これ以上何が必要であろうかというくらい最高のひとときである。もちろん、ほんの1〜2時間限定の幸せではあるが、こんな小さな喜びの積みかさねにこそ人生の素晴らしさがあるのよ、と思わず誰かに語りたくなる。台所ではカミさんが夕飯の準備をしている。

ところで先日、その酒のつまみに無性にニンニクの醤油漬けが食べたくなり、ちょっくら買いに行くかと自転車に乗ったものの、最近の中国産「毒菜」報道にウンザリしていたため、100円ショップの安いやつは止めて、国産あるかなと生協を覗いてみた。しかし、300円のも500円の瓶入りのやつも表示を見れば製造こそ国産だが、原材料は「ニンニク(中国産)」と書いてある。うぷぷ。つまりはもう、デパ地下やネットの取り寄せなどで高い金を払わなければ、食の安全は手に入らない時代になったということか。

金持ちだけが安心を買うことが出来るというのは、何ともやるせない世の中よ。とはいうものの、危険と言われている中国産椎茸やウナギなどを今までは普通に食べていたことを思うと、もはや手遅れという気がしないでもない。いや、それじゃいかん、百歩譲って大人はいいとしても、子供たちには絶対に食べさせてはいけない。そんなことを考えつつ、結局200円のやつを買ってきてポリポリ食べながらビールを飲んだ。んん美味い。しかし世界に流通しているニンニクの75%は中国産と聞く。ということは普通に生活している限り、加工食品から外食産業まで、逃げることは出来ませんがな。まったく何だかもう...。

 

懐かしいジュースをスーパーで発見。これは国産でした。さすが老舗。

 
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