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今住んでいる4階建てのマンションはエレベータが無くて、うちの家はその4階にあるのだが、元気なときはまぁいいとして、疲れているときや重い荷物を持っているときなどは、さすがに3階あたりで「まだもう1つ上かよ!」とウンザリすることがある。しかし実はそれよりも大きな問題があって、考え事をしているときや、逆に本当に何にも考えずにヌボーっと上がってきたときに、間違えて3階の家のドアに鍵を突っ込んでしまうのだ。
カミさんが何かの本で読んだと言っていたが、人間は3階までは無意識でも上れるらしい。まさにピッタンコ。いやしかし、きっとビックリしていると思う。3階のその家の住人がすでに全員家の中にいて、しかも食卓で一家団欒を楽しんでいるときに、知らぬ人が玄関の鍵を外からガチャガチャしているとしたら…。それはもう恐怖以外の何者でもない。自分なら椅子とバットを持って、すかさず戦闘体制に入るであろう。
引っ越してきて1年半の間に、そんな失敗をもう何回もしてしまっている。いつも鍵をガチャガチャ回しながら、「あれ?おかしいな〜開かないな〜。うん?ひょっとして!」と表札を見上げた瞬間に顔からサーっと血が引き、そっとその場を離れて抜き足差し足で階段をもう1階上がる。しかもほぼ決まって夕飯どき。そこの家の人には心から申し訳ないと思うのだが、恥ずかしすぎて謝ることも出来ない。しかもカミさんまでもが一回間違えたことがあるという。
こりゃさすがにいかんと、最近夜帰ってくるときは、階を意識して上ることにしている。「2階…3階…はい4階到着っと」。我ながら馬鹿馬鹿しくもあるが、これ以上他人に迷惑はかけられない。ところでエラく急に寒くなってきたが、今年って秋はあったのだろうか?しかも僕が一年で一番好きな『晩秋』も無く、いきなり冬が来たような気がする。秋も深まり「あぁそろそろ冬物でも出すか。喫茶店で温かいココアでも飲もか」みたいな情緒がまったく無いやんか!こんな突然寒なられたら、そら階も間違えるで。(まったくもって関係なし)
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