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無知によるところの勘違いや間違った思い込み。それは当然、知識のまだ少ない子供時代に多く、ある程度成長するにしたがって、その一つ一つを何かの拍子に、例えば友人の言葉や本・テレビなどで「ああそうだったのか!」と気づき大人になっていく。そのときの恥ずかしさや自身のマヌケさったらない。何でこんな単純な事を今までオレは気づかなかったのだろう、つくづく人前でそのことを口にしなくて良かった、などと胸をなでおろす。
例えば思い込みで一番有名なところでは、童謡の『赤い靴』がある。数多くの子供が「異人さんに連れられて〜」の歌詞を「ひいじいさんに」と勘違いしていたはずである。そもそも子供は「異人さん」なんて言葉を知らないからしょうがない。自分は「良い(いい)じいさん」だとずっと思っていた。何で"人さらい"なのに"良いじいさん"なのだろうと不思議でしょうがなかった。
あとカンフー映画がブームになった頃、「ブルース・リー」のことを「ブルー・スリー」だと思い込んでいたこともあった。青い3人組。特に興味も無かったので、何の疑問も感じていなかった。そもそもあの当時の子供は「ブルース」なんて言葉も「リー」なんて人名も知らんっちゅうねん。あ、そういえば大人になってからも人名ではキャスターの「筑紫さん」のことを「つくしさん」だと勘違いしていたっけ。
ところでつい先日、40にもなって初めて知った衝撃の事実があった。カミさんとスーパーで買い物をしていると特設売り場で、あの子供のお年玉を入れる小さな袋が売られていた。その見出しに僕はプっとなってしまい、カミさんに話かけた。「なに"ポチ袋"って?犬にあげる専用の袋か?ププっ(笑)」するとカミさんが「…マジで言ってんの?」と目が点になっている。えええ?あれって「お年玉袋」が正式な呼び名ではないのか。なにその「ポチ」って。初めて聞いたその言い方!と本気で驚いてしまった。(とても気になったので後から調べたら「お年玉袋」でもいいらしい。ホッ)
さて、今年も残すところもうあと一週間。ほとんどのドラマも終わってしまった。結局、最後まで見たのは『歌姫』だけ。しかしあの、感動的なまでに切なくそしてあたたかい最終回は、テレビドラマとしては稀にみる素晴らしさだった。何度も涙がこみ上げる。四万十太郎風にいうと「グっときたぜよ!」。相変わらず視聴率は今イチだったようだけど、脚本・キャスト全てが完璧にハマったさすがの磯山晶プロデュース。いま番組サイトの掲示板にアクセスしたら、視聴者の感想でエラいことになっていた。うんうん、分かるぜよ!
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