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5月の初めに風邪をひき、いまだに鼻水と咳がすっきりと治りきらない。いやしかし今回の風邪には本当にまいったことがあった。食事のとき舌の先っぽが猛烈に痛み、これはよっぽど酷い口内炎が出来ているに違いないと鏡を見るも特に異常なし。ん?待てよ、再度よく見てみると大きさ0.5ミリほどの、もの凄く小さな白いプチプチっとした突起が5個ほど舌先に出来ている。
触ってみるとそのどれもが、神経剥き出しかコレ!というほどに滅茶苦茶痛い。何でこんなに小さい出来物なのにここまで痛いのか、もう腹が立つほどの超激痛。おかげでGW中はほとんどまともに食事が摂れなかった。かろうじて麺類などを流し込むのがやっとである。舌の先っぽを避けて、食べ物を口の奥の方に無理やり放り込んで噛むも、味覚を判別する神経は舌の先の方に集中しているので、味が全く分からない。そしてそれすらも痛い。
まぁ少々食べれなくても死にはしない。さらにここ最近は体重が増える一方だったので、ちょうどいい機会かもしれない、と思うことにしたのだが、それにしても食べれないということがこんなに辛いなんて。文字通り、なんという味気なさ。人間が日々生きていく中での、一番の大きな楽しみを奪われたように気になった。なるほど食べるということは、その行為自体が人間の基本的な活力となっているらしい。
ビールや焼酎のわずかな刺激すらも辛いし味も分からない。さすがに気持ちが萎えてガックリ弱気になる。糖尿病や内臓の病気などで食事制限をしなければならない人の苦しみが分かった気がする。GWも明けてようやく普通の食事が摂れるようになり、カミさんと二人で近所のお好み焼きへ行った。メインの洋食焼きの前に、まずモツ煮込みで生ビール。もう、本気で死ぬかと思うほど美味かった。健康のありがたさ、おいしいものを食べれることの幸せに感謝した。
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